終り火2015レポート
イベントレポート
更新日：2017年2月18日
Nov.7thSAT- 8thSUN 2015
CRAFT＆PLAY in Late Autumn BONFIRE FOR THE END OF SEASON
今年の記憶を刻む
冬の気配を感じながら
Owaribi2015 REPORT
終り火2015レポート
舞台は村上春樹の長編小説「羊をめぐる冒険」のロケーションモデルと言われている場所、美深町仁宇布の松山牧場。白樺が生い茂る山林を進むと、広大な面積の牧草地に羊が放たれ、まさに小説の中にいるような錯覚をおこす。アウトドアシーズン最後の記憶を心温く残せるようにと、各地からメンバーが集まり、満天の星空の下、酒を片手に焚き火を囲み、それぞれ夜長を楽しんだ。
フィールド提供：ファームイントント
キャンプコーディネート：リバートリップキャメル 代表 辻 亮多
料理コーディネート：㈱東洋肉店 代表取締役 東澤 壮晃
クラフト指導：NATURE WORKS 長野 修平
撮影：seijikazui
企画・運営：DOHOKUEXPLORE
自分だけのスタイルでつくる
オリジナルカッティングボード
多種多様な道北木材の中から、自分が好みの素材、色、大きさを選び、まずはナタで大枠の形をつくる。角を落とすなどの細かな成形のあと、丁寧にやすりがけ。淡々と続く作業の合間に、さまざまな話が弾む。最後に名前や好きな文字を焼き印して、自分だけのカッティングボードの完成。
乾杯からメインまでの時間を
前菜とウイスキーでゆっくりつなぐ
日暮れの少し前から始まる夕食の準備。火力を上げ、ウイスキーを用意する。日が沈めば『終り火』の始まり。地元で仕入れた羊の内臓のスモークをピックに差し、ピクルスやオリーブを添えて前菜の完成。続いて給されるサルシッチャとマッシュポテトが乾杯からメインまでの時間をゆっくりとつなぐ。この日は一人1本、お気に入りウイスキーを持ち込んだ。ウイスキーのうんちくと、思い出と失敗談に花が咲く。
気温が下がり焚き火の炎にメンバーが集まり始める頃
メインディッシュの肉が立て続けに登場する
寒くなってくると、腹の中を温めたくなる。そんな頃合いに肉が立て続けに登場。塩と胡椒のシンプルな味付けに、薪の香りが一層引き立つ。カヌー乗りの必需品「ククサ」に注がれていたウイスキーがホットワインに取って代わり、夜が更けていく。
朝、目覚めると『-10℃BAR』が姿をあらわす
早朝、音と色を失った氷点下10℃の世界が広がり、度数の高いアルコールすらも凍りつく。生命力が失われているかのような世界の中で、薪に火がつくとゆっくりと空気が溶け、目をこすりながら起きてきたメンバーにも命が吹き込まれていく。
昨夜の熱狂も凍る世界で、火に薪を焚べ少しずつ空気を溶かしていく。
コーヒーを飲みながら、炒り玄米と手羽先のおかゆが煮込まれるのをじっくり待つ2時間。さっそく、昨日作ったカッティングボードを使いながら、朝食の準備を進める。全員で食べる最後の食事が、ボードの出来栄えをたたえあいながらゆっくりと仕舞われていく。
EVENT REPORTS
終り火2017レポート
イベントレポート
Nov.3thFRI – 5thSUN 2017 THE END OF SEASON
Read more...
終り火2016レポート
イベントレポート
Nov.5thSAT- 6thSUN 2016 THE END OF SEASON
Read more...
終り火2015レポート
イベントレポート
Nov.5thSAT- 6thSUN 2015 THE END OF SEASON
Read more...
なごり雪2018レポート
イベントレポート
Mar.24thSAT- 25thSUN 2018 THE END OF SEASON
Read more...
なごり雪2017レポート
イベントレポート
Mar.25thSAT- 26thSUN 2017 THE END OF SEASON
Read more...
なごり雪2016レポート
イベントレポート
Mar.26thSAT- 27thSUN 2016 THE END OF SEASON
Read more...