EVENT REPORTS

終り火2016レポート

イベントレポート

更新日:2017年2月9日

Nov.5thSAT- 6thSUN 2016

CRAFT&PLAY in Late Autumn BONFIRE FOR THE END OF SEASON

今年の記憶を刻む
冬の気配を感じながら

Owaribi2016 REPORT

終り火2016レポート

終り火とは、あと数日で秋が終わり雪の気配がすぐそこに感じられる頃に、アウトドアシーズン最後の日として集まる会です。特別な場所で非日常的なアウトドア料理や手軽に作れるクラフト体験、満天の星の下、静かに囲む焚き火でお酒と夜長を楽しむツアー「終り火」が2016年11月開催された。

フィールド提供:ファームイントント
キャンプコーディネート:リバートリップキャメル 代表 辻 亮多
料理コーディネート:㈱東洋肉店 代表取締役 東澤 壮晃
クラフト指導:NATURE WORKS 長野 修平
撮影:seijikazui
企画・運営:DOHOKUEXPLORE

大雪の中

舞台はアウトドア最後の「未開の地」と言われる道北の更に奥地にある美深町仁宇布。イベントの当日は、例年ならば降雪にはまだ早い時季だったが数日前から大雪となり、前年を上回るほどに道北らしいスペシャルな環境となった。

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集合時間も決まっていないゆるいタイムスケジュールの中、参加者それぞれが自分のペースで集まり、今年の「終り火」はスタートした。フィールドの中心には、特製のファイヤーサークルが作られ、すでに松の香りと共に煙が立ち上っている。その周りでまずは昨年同様にネイチャークラフト作家の長野修平氏の指導のもとクラフト体験が始まった。

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ティピテントの中に積まれた様々な樹種の材の中から好きなものを選び、各々カッティングボードやスプーン、器などを作るための形を切り出し、その後はナイフやヤスリを使って細かな形を仕上げていく。ストーブの入った暖かなテントでコーヒーを飲みながらゆったりと作る人や寒さを忘れ屋外で黙々と作る人、途中で飽きてひたすらに薪をくべる人と、ここでの決まりは何もなく、ただひたすらに自由にクラフトを楽しむ。

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クラフト体験が終わると、あたりは日が暮れはじめている。焚き火の火力を一気に上げ、「終り火」のクライマックスであるディナータイムが始まった。

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無論、今年も料理を担当するのは地元の老舗、東洋肉店の東澤壮晃氏。東洋肉店は、日本における羊肉小売販売のリーディングカンパニーで、羊肉の他にも豪州ワインにも精通している店主の東澤氏は、オーストラリアのMLA豪州食肉家畜生産者事業団が認定するラムバサダー(オージー・ラムのアンバサダー)にも選ばれている。テーブルの上に置かれた作りたてのカッティングボードに、羊の内臓の燻製や生ハム、地元産のかぼちゃのフムスやラムの火鍋&しゃぶしゃぶなど他国籍な料理が次々と並び、ここでしか味わえないだろう逸品を味わいながら、本題であるゲスト同士の冒険話にも花が咲く。

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いつの間にか野外には鹿の頭骨が飾られた「氷点下10℃バー」なるものが開店しており、こだわりのスコッチウイスキーや豪州ワインがズラリと並ぶ。気温は今年も氷点下6℃を下回り、寒さに加えて雪もまだしんしんと降り積もっている。

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非日常の空間とスコッチウイスキーのせいで時間の感覚がないまま夜は更けていく。酔い冷ましに焚き火の灯りを離れてふと空を見上げると、降り続いた雪が一瞬だけ止でいて、寒さで澄み切った空には満天の星が現れていた。

翌朝、雪に埋もれたテントの中で目が覚めると、外は昨日までの大雪がウソのような朝日が差し込んでいた。焚き火の近くに置かれたポットのコーヒーをカップに注ぎ、キャンプガイドの辻亮多氏が作ってくれた玄米がゆの朝食を食べる。昨日の夜にあれほど豪華なディナーを味わったにもかかわらず、この一杯の粥が一番おいしく感じるのは、この過酷な環境ならではのことだろう。

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ゆっくりと時間をかけた朝食が終わると、昨日とは違った穏やかな表情のゲストが、きちんとした挨拶もないままに一人、また一人とこの場を去っていく。そして最後の一人が名残惜しそうにフィールドを後にすると、今年も「終り火」の幕がひっそりと閉じられた。

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静かに囲む焚き火で、冒険家たちがお気に入りのお酒を持ち寄り、秋の夜長を楽しむ。夏のシーズン最後の記憶を心温かく残せるようにと開かれた「終り火」は、冒険家たちにとっては、次への「始まり火」でもあるのだろう。

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