なごり雪2021レポート
イベントレポート
更新日:2022年2月2日
27thSAT-28thSUN 2021
Craft&Play for the end of season
冬の冒険家たちの
ラストシュプール
Nagoriyuki2021 REPORT
なごり雪2021レポート
日本一のパウダースノーと言われウィンタースポーツの聖地でもある日本最北の地域「道北」。冬のアウトドアマンたちがシーズン最後の雪山を雪板クラフト&プレイで楽しむツアー「なごり雪」が2021年3月開催された。
フィールド:朱鞠内湖/幌加内町 http://www.shumarinai.jp
クラフト指導:小栗 卓/戸谷★Gackt
ガイド:リバートリップキャメル 代表 辻 亮多
撮影:seijikazui
企画・運営:DOHOKUEXPLORE
雪板について
「雪板」とは、ノービンディング、ノーエッジの板でサーフィンのように雪上を滑る道具で、ここ道北ではオリジナルの雪板を制作する体験が楽しめる。
今回で5回目となる「なごり雪」。昨年は、新型コロナウイルスまん延の影響で中止となったため2019年以来2年振りの開催となった。
毎年名寄ピヤシリ山で行われていたが、今回は初めて北海道一の豪雪地域の一つである朱鞠内がイベントの舞台となった。
まず一日目は「雪板クラフト」。好天の中、午前11時頃に参加者あ会場となる「ふれあいの家まどか」に集合した。今年は、まだ新型コロナウイルスの影響が残っており、道内や近隣市町村の参加者が多かったが、1組だけ神奈川県の湘南から遠路訪れてくれたゲストもいた。
室内で説明を一通り聞いたあと、ゲスト達は屋外に出て早速雪板の制作を始めた。
まず午前中は、ベースとなるデッキを選び、棒ヤスリで形を整え、電動ヤスリで研磨する作業が行われた。
正午を過ぎた頃、作業は一旦中断し、屋外に用意された会場で昼食を取る。
この日のメニューは、幌加内町産のそば粉を使用した「ガレット」。調理は、地元幌加内町のそば農家さんと町役場のスタッフが行ってくれた。
食べ終わった後は、即席で作られた雪板パークで一遊びを楽しむ。
美味しい食事と雪板遊びで、ようやくゲスト達もリラックスしてきたようだ。
午後の部は、雪板の仕上げとなるニス塗りとデッキテープ貼りを行う。
日が暮れる頃までにゲスト全員の雪板が完成し、この日のメニューはすべて終了となった。
翌朝8時半、ゲスト達は湖の上をスノーモービルに乗って、雪板滑りの会場となる島へと向かう。
小高い山の前に到着し、荷物をまとめると、待ちに待った雪板滑り体験が開始された。
緊張しながら1本目を滑り終えると、ゲスト達は堰を切ったかのように何度も夢中になって滑り続けた。良く冷えた朱鞠内の朝の雪は、所々パウダースノーも残っている。3月のこの時期にパウダーを滑る喜びは、道北ならではである。
島を転々と移動しながら滑り続け、身体も疲れてきた頃、スタッフから昼食の知らせが伝えられた。ベース基地に戻ると、テーブルから美味しそうな匂いが立ち込めている。
今年のメニューは、ガイド特製のホットドックとミネストローネスープだ。
昼食を終えた頃には、雪は午後の日差しを受けてザラメ雪へと変わっていた。
そしてたっぷりとザラメ雪での滑りを体験した後、午後2時を過ぎた頃にイベントの終了が告げられた。
初めての朱鞠内でのなごり雪は、BASISのイベントの歴史にまた新しい一ページを残してくれた。
また次の冬を待ちわびながら、道北はグリーンシーズンへと移り変わる。
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